TOP塾長のひとりごと学校のテストなんて・・・20240319

2024年03月19日 火曜日 学校のテストなんて・・・20240319     ( 塾長のひとりごと )

地元の小学校や中学校の話しです。
「家の子、小学校のテストでいつも80点くらいは取ってるから安心です」
「家の子、小学校のテストでほとんど90点くらいですから、良く出来る方です」
「家の子、小学校のテストで毎回半分くらい取れてるから真中くらいだと思います」
「家の子、中学校の定期テストでいつも平均より少し上だから中の上」
「家の子、中学校の定期テストで80点“も”取るので出来てる方だと思います」
「家の子、中学校の定期テストでいつも90点も取ってるので“〇〇高校なんて余裕”です」
「家の子、中学校の英単語テストで、いつも満点取っているので単語や暗記は完璧です」
地元小・中学校のテストの得点に対する多くの生徒と保護者の考えだと思います。

一言で言い切ると、『ほとんど間違っています』『だから実力が伸びないのです』

小学校のテストは「教科書準拠」って言ってますが、完全に教科書そのままです。
もっと分かり易く言うと、教科書の付録の別紙状態です。
つまり、先生は毎日テストの答えを黒板で説明しておられるのです。
その1日〜3日後にテストを配って書かせているだけなのです。
だからキチンと黙って聞いて宿題していただけで100点取れて当然なのです。
なのに80点とか半分とかって、キチンと聞いていないのか、今までの知識が消えていて、目の前の言葉しか使っていないのが明らかです。

中学校の定期テストも同様です。
教科書やサブテキスト、配布されたプリントに載っている問題(そのまま)しか出題されないのです。キチンと聞いて、キチンと宿題して、キチンと試験期間中に復習していれば、100点取れて当然です。まあ人間ですから『忘れ』や『勘違い』『誤字』が起こる可能性がありますので90〜95点有れば充分でしょう。
それを『平均だから普通』って、誰が言ったのですか?何の普通ですか?
図形の形を少し変えたり、文章や与えられたグラフを少し変えたら『こんなん習ってな〜い』『先生ズルい』と生徒。『習ってない問題を出すなんて・・・』と保護者まで。
生徒たちに言わせると、【習う】【教えてもらった】とは途中式も答えも全てを言って貰って【そのまんま覚えておけば丸をもらえる】状態を言うらしいです。小学校1〜2年生から成長してませんよね。

英単語テストでも同様です。
「次回、これとこれの5個をテストするから覚えておいで」と指定された5個だけしか出ません。休憩時間にトイレから帰って2分も有れば覚えられます。テストが終わったら直ぐ忘れて、その日の授業中でも出てこなくてもOKなのです。もちろん、語尾変化や時制変化なんて別の単語としてテストしないと覚える必要なんてないと思っていそうです。これで「暗記は完璧」って言えるのでしょうか?

保護者の時代は、先生が独自に問題を作っておられました。本当の意味で「理解度」や「知識の定着」を見ることができました。しかし、現代では、少しでも変えると「こんなん習ってな〜い」と生徒が言い出し、それを真に受けた保護者が・・・云々・・・です。根本の『習う』の意味が『分かる』『使える』ではなく、丸々言って貰って本人の努力なしに「そのまま」書けば丸になったり合格することを「良い教え方の先生」と言うらしいです。
だから高校受験や高校の授業が「????」となるのは当然です。

地元小・中学校のテストは、単元確認テストに成り下がっています。その時の「通知表」を書くための資料でしかなくなっています。
その点数を見て我が子の実力や受験校を判断するのは非常に危険です。休み明けの確認テストや復習テストも同様です。
実力は外部の【模擬テスト】でしか測れません。
学校のテストの点数を何よりの至上目標にされる保護者(それに付けこむ儲け主義の塾)が居られますが、当り前に聞いて、当り前に行動してくれれば、ほとんどの生徒の点数は上がります。

和田塾長

担 当

小学生 中学生 

教 科

自己紹介

「近所のおっちゃん」的存在の頑固オヤジです。 大学の文系を卒業しておきながら、物理と中学数学の好きな変わり者です。 教員免許を取りながら、なぜか衣料関係での仕事23年。心理系のアドバイザー資格まで持つ。 一大決心で教育の世界へ。毎日が感動と落胆の日々です。 「素直に従って行動した生徒は、絶対に志望校に入れてやる!」が口癖です。

 

 

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