TOP塾長のひとりごと塾選びを間違ってしまってるのは…20240409

2024年04月09日 火曜日 塾選びを間違ってしまってるのは…20240409     ( 塾長のひとりごと )

年度終わり・新年度始まりのこの時期、入塾を考えられたり、塾選びをされている人は多いと思います。
(受験生には、受験まで9か月から10か月しかありませんので少し遅いのですが・・・)

塾に通う目的は明確ですよね。
「成績不振なので少しでも早く取り戻したい」
「段々と成績下降気味なので、何処が何が間違っているのか教えて欲しい」
「頑張っているけれど中々思い通りにならない。どこを変更すれば良いのか教えて欲しい」
「学校では質問し難いので、丁寧に説明して欲しい」
「自分的にはそれなりに満足しているけれど、もっともっと上のレベルを目指したいので更に沢山の知識を与えて欲しい」
等々が大方の目的ではないでしょうか?

勉強なんて、極端な言い方をすれば「学校の授業」と「家庭での自習」だけで充分可能なのです。
現代のカリキュラムや教科書はそれくらい良〜〜く出来ています
つまり、塾なんて特別な生徒にしか必要ないのです(それを仕事にしている私が言っちゃあダメですね)。

正しい勉強のやり方と取り組み意識は、小学校に入学してから「先生の言う通りにやる」→「ガムシャラに覚える」→「用語を細部まで区別して理解する」→「公式やルールを細部まで理解して覚える」→「問題の状況を理解して、知ってる知識のどれを使うのかを考える」と学びました。
中学以上では、この小学校までのやり方に量と内容が複雑に絡み合うだけです。
それを「サボって」「ごまかし」続けた人が段々「苦手」「嫌い」になっていったか、間違ったやり方を思い込んで続けた結果、段々方向がズレていったとしか考えられません。

もちろん、性格的に他人をかき分けたり競り勝ちたい人と、自分のペースでコツコツ頑張りたい人が居ることも事実です。だから、塾も一斉塾(集合授業スタイル)、個別指導塾、パソコン・通信教育タイプと色んな形態があるのです。
学校で声を上げて質問ができない生徒が、一斉タイプの進学塾に入っても、分からないことも質問できないのですから「あの有名進学塾に通ってるから安心」っていう自己満足に終わるかもしれません。
逆に競り勝ちたいタイプの生徒が、ゆっくりタイプの塾に入ってしまうと、「少し、じれったい」と感じるかもしれません。
取り組み方や量に間違いがあり、ごまかし続けて来た生徒には、勉強の知識よりも、「やり方」を修正してあげることが優先です。間違ったままで、いくら知識を与えても、またまた何処かに消えて残りません。時間の使い方や優先順位を間違っている生徒には、ご家庭と協力し、毎日の生活リズムを作ってあげることが優先です。

一番間違っているのは、生徒の実力や性格、学習方法と量を無視した、大人の都合や間違った判断基準で塾を決めていることです。
「あっ、ここ、テレビでよく見る有名。安心(何が?)」
「あっ、ここ、去年〇〇ちゃんが通ってるって言ってた」
「ここは、◇◇への合格実績が良いのよね。家の子も安心(何で?)」
「クラスの大勢が通ってるから大丈夫(何が?)」
「家の子が選んで来た塾だから、家の子に一番合ってるはず(何で?)」
「家の子、頑張るって言ってるから、どこでも同じ」
よく、よ〜く、度々聞いた言葉です。
「あそこは厳しいから嫌」「あそこは怒らないから良い塾」「あそこは〇〇高校に沢山…」「このIT全盛の時代に、まだ紙?」一番間違っている言葉はこれらです。

生徒の現状と指導方法がマッチしてないと望んだ結果は得られません。希望的思い込みは間違いを生みます。何が必要で何を強制して学力を伸ばすのかは大人が判断するべきなのです。
生徒の口コミやネットの書き込み、きれいなホームページで判断せずに、教室で指導方針を確認されることが最優先で最重要ではありませんか?

和田塾長

担 当

小学生 中学生 

教 科

自己紹介

「近所のおっちゃん」的存在の頑固オヤジです。 大学の文系を卒業しておきながら、物理と中学数学の好きな変わり者です。 教員免許を取りながら、なぜか衣料関係での仕事23年。心理系のアドバイザー資格まで持つ。 一大決心で教育の世界へ。毎日が感動と落胆の日々です。 「素直に従って行動した生徒は、絶対に志望校に入れてやる!」が口癖です。

 

 

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