TOP塾長のひとりごとできる範囲で・・・ 20240508

2024年05月09日 木曜日 できる範囲で・・・ 20240508     ( 塾長のひとりごと )

「〇〇は絶対やれ!」
「〇〇はやってくれなくちゃ」
「◇◇は変わらなきゃ…」
って言うと、返ってくる言葉が想像できるようになってきました。
大人でも子どもでも近年増加傾向なのが、
「勉強がすべてでは無いでしょう?」
「成績が悪い子は、将来がないのですか?」
「出来る範囲でやってるじゃないですか!」
「出来る人はやる!出来ない人は仕方ない。どうしてもなら他人に頼む」
「この子なりに頑張ってるんだから、分かってやって下さい」
「▽▽(スポーツや趣味)は頑張っているじゃないですか」
と、やらないことを前提で言い訳して通り過ぎようとされます。
最悪のお言葉が「成績が悪い子は生きてる価値が無いのですか?」です。
そんな事を言う人が居るはず無いじゃないですか!

「出来る範囲・・・」って言葉は最近度々耳にします。
職場でも仕事でも平気で口にする人も居ますし、家族のお世話でも「面倒臭いから・・・」「何で私が・・・」が本心なのに「出来る範囲でやったけれど、これ以上はプロに・・・」とほとんど支援をしない人を多く聞きます。

「出来る範囲・・・」を否定するつもりはありません。
無理に無理を重ねて体調を崩し病気になったり、他の事が何にもできなくなっては元も子もありません。
しかし、努力や我慢や改善を全くせずに指示を逃れて楽するためや、上手な言い訳ができればどんな結果でも責任転嫁できるからと口先だけできれいごとを続けている人が多いです。

スポーツでも勉強でも同じです。
何も考えずに、目の前の簡単に出来そうなことだけやっておいて「自分の出来る範囲で頑張ったのに・・・」「私も自分の範囲で頑張ったのに認めてくれない・・・」を何度も何度も聞きました。
何も変わらず何も努力や我慢もせずに現状だけでできることをやったことは頑張ったとは言いませんし、成長や上昇なんてありえません。
つまり、ちょっとだけ無理して、ちょっとだけ我慢して、ちょっとだけ挑戦してやったことを「出来る範囲で頑張った」って言うはずです。
それ以前に、「頑張った」とか「出来る範囲でいい」は周りが励ましや慰めで言うセリフで、本人が口にすると『言い訳』や『逃げ口上』にしかなりません。

「これ以上子どもに言うと喧嘩になるし、家の中が修羅場になるし、何を言っても動かなくなったり、学校辞めるとか塾を辞めるって言われると困るから・・・」との言葉が近年では多かったです。
この言葉には多くの『?????』が混入しています。

「喧嘩」っていうことは、親と子どもが対等に言い合いしてるってことですか?
何故その年齢になるまで制止してこなかったのですか?
「修羅場」ってその子は3歳位から傍若無人に振舞ってきたのですか?
「動かない」って趣味や好きな事やお出かけや食事もですか?
「辞める」って完全に脅し・脅迫じゃないですか?
これらって、幼児がおもちゃ売り場で駄々こねて、手足バタバタしてるのと同じじゃないですか。
それで大人が根負けして仕方なく言いなりで買ってやるのと同じじゃないですか。
子どもが小さい時に『出来る範囲』でダメなものはダメと制止してこなかったからでは・・・・・・・・・?

「出来る範囲」って何でしょう?結果やゴールやご褒美は人並み以上を念頭に置いて、自分は殻から出ずに周りに対して「やってるよアピール」して、「許して下さいアピール」の人が多くないですか?
でも、まぁ、病気になられたら私も責任取れないしなぁ……複雑(涙)

和田塾長

担 当

小学生 中学生 

教 科

自己紹介

「近所のおっちゃん」的存在の頑固オヤジです。 大学の文系を卒業しておきながら、物理と中学数学の好きな変わり者です。 教員免許を取りながら、なぜか衣料関係での仕事23年。心理系のアドバイザー資格まで持つ。 一大決心で教育の世界へ。毎日が感動と落胆の日々です。 「素直に従って行動した生徒は、絶対に志望校に入れてやる!」が口癖です。

 

 

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