TOP塾長のひとりごと危ういハラスメント主張の問題点20260803

2026年08月03日 月曜日 危ういハラスメント主張の問題点20260803     ( 塾長のひとりごと )

不快=加害ではない
危ういハラスメント主張の問題点(配慮と支配を勘違いしている)
職場でのハーフパンツ着用により「脛毛を見せるのはハラスメント」との主張に対して

今現在の世間での「自分が不快と思った」ら、何でも「ハラスメント」というような風潮は、本来の健全な社会運営を阻害する行為になっているなと、強い危機感を抱いています。
まず「不快」と「ハラスメント」、これは違うという線引きを考える必要があります。
例えば、香水とかタバコの匂いが苦手。ヒゲが苦手。大声の男性が苦手。
こういう「苦手」っていうのは、誰にでもあります。
その上で、それによって具合が悪くなって、職務に支障が出る場合には配慮を求めるということ自体は間違いではないと思います。しかし、苦手=ハラスメントではないわけです。
ここで重要なのは、配慮を求めることと、相手を加害者として断罪することは別だということです。自分が不快であるという事実自体は尊重されるべきですが、じゃあ、その不快感が直ちに相手の行動や思考や価値観を制限する権利とか、相手を加害者と認定する権利に変わるわけではありません。
今回の「すね毛」にについても、それによって具体的に健康被害が起きるわけでも、業務を妨害されているわけでも、ましてや性的な言動を向けられたわけでもありません。
もし、不快という感情だけでハラスメントが成立してしまうなら、例えば「あなたの声が嫌」だとか「あなたの顔が嫌」だとか「服装が嫌」だとか、そんなことまで全部ハラスメントになり得てしまいます。
他に、あなたの自由の侵害があるか、ここも重要な論点だと思います。
男性がハーフパンツを履くことで、誰かに触れたのか、暴言を吐いたのか、性的な発言をしたのか、威圧をしたのかっていうと、直接的には誰にも何にもしてないんですね。
ただ、その空間にその格好で存在しているだけなんですが、それに対してハラスメントっていうのであれば、つまりハーフパンツを履いた男性の存在そのものを問題視していることになりますね。これは非常に危険な考え方です。例えばヒゲが気持ち悪いとか、太っている人を見ると不快とか、おじさんを見ると嫌だとか、これらは存在そのものへの嫌悪感になってしまうし、それが正当化されてしまうわけです。

あとは、自分の感情と相手への責任追及を混同している点です。
心理学では、感情は自分のものであって、その責任までを相手に負わせるのは危険だとされています。そして、ハラスメントだという評価は、社会的評価で決まるということなんです。法律や実務の世界では、相手が嫌だったというだけで、ハラスメント認定されるわけではないんです。不適切だったか、社会通念上問題だったか、就業環境を害したかなどが判断材料としてあります。
「配慮」はお願いするものであって、要求や強制するものではないということです。
相手にも事情があって価値観があって自由があります。配慮を求めること自体は悪くはないのですが、自分の価値観だけを「絶対視」して、それに従わない相手を加害者だと決めつけて権利侵害だと訴えれば、それは配慮ではなく「支配」になってしまいます。支配からの強制ならば、それは、それを主張している側がハラスメントになってしまうということなんです。つまり、「私は絶対よ」「私の言うことに従わないと許さないわよ」と同類です。
「言わなくても察して」とか「常に相手を見て配慮して」って風潮がありますが、本来の必要業務以上に相手を異常に崇拝し、相手の感情や価値観を全て受け入れて異常なほど求められている以上の対応をすることが【配慮】だとの主張でしょうか?私達は従うべきですか?
それは『私の感情【のみ】が世界最高の正解』と思われているからに外なりません。

我が教室にも来られます。「私はクラブを頑張っているから・・・」「家の子はサッカーを頑張っているから、それを配慮して・・・」「家の子、今はダンスが大切だって言ってるから配慮して・・・」とか・・・。私たちに何を求められているのか「?????」です。

和田塾長

担 当

小学生 中学生 

教 科

自己紹介

「近所のおっちゃん」的存在の頑固オヤジです。 大学の文系を卒業しておきながら、物理と中学数学の好きな変わり者です。 教員免許を取りながら、なぜか衣料関係での仕事23年。心理系のアドバイザー資格まで持つ。 一大決心で教育の世界へ。毎日が感動と落胆の日々です。 「素直に従って行動した生徒は、絶対に志望校に入れてやる!」が口癖です。

 

 

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